「こんな夜更けにバナナかよ」

  • 2007/05/31(木) 21:00:43

いや〜、吐き気というのは案外しつこいものですね。
朝起きると汗びっしょりで、
目の前が渦潮の洗濯機みたく回ってましたよ(意味不明)
現在は問題ありませんが(´∀`)


私にとってブログというのは単なる仮想空間ではないのですね。
(なんだ?いきなり)
確かにブログ仲間さんとはお会いした事も無いし
生い立ちも、置かれている環境も違う方がほとんどですから
現実味が無いといえば無いのですね。
例えば、このまま一方的に連絡を絶っても
お互いの生活において
何の支障も無いであろう事は容易に想像出来ます。


ネットにしても、そもそも現実の人間関係から逃避して
交流を求める使い方ではなくて、
現実の人間関係を潤滑させるにあたっての
ひとつのツールに過ぎない程度にとどめて置くのが
本来のネットの役割なんじゃないか、とか。
あ、コレって主人の受け売りなんですけどね(°Д°)y-~~~
まあ、結構私にとって痛い所を突いてる訳ですよ。


そんな事を言われたって、
現実にお付き合いしている人が皆が皆、私にとって
興味深い話題を好まれている訳ではありませんし、
その逆もまた然りですよね。 
現実で私がお付き合いさせて頂いている方々は
子どもの同級生の親御さんという共通項で繋がっているだけで、
生い立ちも、置かれている環境も違う方がほとんど、
という点では、ネット仲間さんと何ら変わりは
無い訳なんですけどね。


いやいや、その相違を埋めていくプロセス抜きで
有意義な人間関係なんて出来ないんだよ?
現実から逃げちゃいかんよ・・ちょっと待って!!
そもそもこの自由化社会(うまい言葉が思い浮かびません)
わざわざお互いの相違に踏み込んでまで
関係を作り、また維持する道理も無いでしょうよ?




前置きがずいぶん長くなりました。






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出版社/著者からの内容紹介
難病患者の鹿野さんと
24時間体制で支えるボランティアとの交流。
第25回講談社ノンフィクション賞受賞作。
「先入観」裏切るスリリングな成長物語
本書は、札幌市内で在宅自立生活を送る筋ジス患者
鹿野靖明さんと、24時間体制で支える介助ボランティアとの
交流や葛藤を描いたノンフィクション。
渡辺氏がみずからもボランティアの一員となり、
「わがままな」障害者である鹿野さんと
そこに通う主婦や学生ボランティアたちの人生を
丹念に聞き取った。
鹿野さんは、原稿完成直前の2002年8月、42歳で亡くなった。


完成まで3年の歳月をかけてまとめ上げた本書では、
ありがちな美談ではなく障害者と健常者の枠を超えた
新しい人間関係がリアルに描かれている。
大宅賞選考委員の作家・関川夏央氏は
受賞作発表の記者会見で「介護の話というと、
普通は『またあれか』と思われるかもしれないが、
その、またあれか、という最初の数十ページの感想が、
だんだん裏切られていく。
書き手がボランティアの場に放り込まれて、
成長しないと生きていけない、というふうになっていって、
ある種のビルドゥングスロマン(成長物語)としても
非常に面白いのではないか。
現在の福祉行政におけるノーマライゼーションに対する
意義深い意見をもはらんで、
スリリングな読書体験を生んでいる」と講評を述べた。





タイトルに惹かれました(^^)


おそらく、夜中に空腹を訴えた患者が
店が開いていなくて、バナナを渡されて
心でそっと呟いた言葉なのでしょう、と思ったアナタ(私です)
違いますから。


>ある日の深夜、病室のベッドで眠っていた国吉は
>鹿野の振る鈴の音で起こされた。
>「なに?」と聞くと
>「腹が減ったからバナナ食う」と鹿野が言う。
>「こんな夜中にバナナかよ」と国吉は内心ひどく腹を立てた。
>しかし口には出さない。
>バナナの皮をむき、無言で鹿野の口に押し込んだ。
>二人の間には言いしれぬ緊張感が漂っていた。
>もういいだろう、寝かせてくれ。
>そんな態度を全身にみなぎらせて
>ベッドにもぐり込もうとする国吉に向かって鹿野が言った。
>「国ちゃん、もう一本」
>なにィー!という驚きとともに
>そこで鹿野に対する怒りは急速に冷えていったという。




月並みな感想で恐縮ですが、鹿野さんは凄い人だと思いました。
24時間介助が必要で、誰かに全部任さざるを得ない状況を
余儀なくされても、自立をあきらめない不屈の魂。
障害者にとっての自立とは?
健常者と障害者の境界線とは?
鹿野さんと同じ障害を持つエド・ロングとの対話が圧巻でした。


>「アメリカでは障害者でも仕事に就けるんですか?」
>「もちろん簡単なことではない。
>でもアメリカでは何が出来ないかということよりも
>何ができるかが問題なのだ。
>だから出来ると主張する人には
>どんな援助をしてもさせるだろう」
>「主張すれば与えられる。
>主張しなければ与えられないという事ですか?」
>「その通りだ。だからこそ主張する事を恐れてはいけない。
>階段を昇れないならデスクを一階においてくれと頼めばいい。
>またエレベーターをつけろと主張すればいい。
>出来ないという事に必要以上に目を奪われてはいけない」
>「エドさんにとって自立とはどういうことなんですか?」
>「自立とは誰の助けも必要としないという事ではない。
>どこに行きたいか、何をしたいかを自分で決める事。
>自分が決定権を持ちそのために助けてもらう事だ。
>だから人に何かを頼む事を躊躇しないで欲しい。
>健康な人だっていろんな人と助け合いながら暮らしている。
>一番大事なことは精神的に自立することなんだ」


この考え方って素敵だなと思いました。
一歩間違えたらワガママなんだけど、
生きるって、例えば権利と義務などの正反対で
立場によっては入れ替わる事もある
不確かな感情との折り合いを付けていく事だと思うし。


もしかしたら、今年の園の運動会では
クラスのお母さん方とお揃のハッピとか着て、
肩なんか組んじゃって涙ぐんでるかも知れんしね(ないない


要はあきらめてないんですよ(^^)
現実だとかネットだとか、誰かに言われるまでも無く
意識的に切り離す事も無く、アンナ事もコンナ事もね。

こら〜!(。><)



さっさと起きて連絡よこせ〜!

この記事に対するコメント

おもしろそうな本だなぁ…。明日図書館で借りてみようかな?

最後のんが怖いです。誰か知りませんが早く起きて、かえるさんに連絡とってあげてくださいね。

  • 投稿者: ピース
  • 2007/06/01(金) 12:27:36
  • [編集]

・・ピースさんへ・・


おもしろいですよ〜(b^ー°)
夜中にバナナが食べたくなるかも?
(うそw


今度やったら、誰かさんの主治医さんに
チクリのFAX入れる事にしまーす(^^)
(うそ?

  • 投稿者: かえる
  • 2007/06/01(金) 18:11:23
  • [編集]

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