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違和感
- 2007/11/19(月) 23:29:49
今日お迎えに行ったら、Tがひとりで園庭のすべり台で石(10センチくらい)を握って立っていた。
私は二つの疑問がわいた。
ひとつは、なぜ一人でいるの?
もうひとつは、その石はどこから持って来たの?
しかし私は、直接Tに問いただす事はせず、Tの出方を待つ事にした。
今考えたら、そんな回りくどい事をせずにズバっと聞いたらよかったな。
まあ、そういう事が出来てたら かえる じゃないんだけどw
しばらくTと話をしていると、I先生がこちらへやって来られた。
TがI先生に石を投げようとしたのを見て先生は本気で嗜めたけど、Tがその石を持っている事に対しての疑問は無いんだなと、ちょっと違和感。
「先生、お残り組だからもう行くね」と言い残して教室に戻られた。
このくらいの大きさの石が園庭にあった場合、小さいクラスの子がいるから危ないと、事務所の先生が一箇所に集めているのを私は知っていたから、持ってる事についての注意はないのかなあ?と。
まあ、これもその時に言えばよかった事なのだけど。
言いたい時に言いたい事が言えないというのは、相手と自分は対等じゃない、どちらかというと相手の方が優位だと私が思ってしまっているからなんだろうなあ(Tにも?? Tの場合は負い目か?)
相手が有利だと感じられる時はへつらうように下目に出てしまい、自分が有利だと感じられる時にも罪悪感というか、負い目を感じて下目に出てしまう私って、いったい何じゃいなw
集団というのは、出る杭は打たれるものだと私は会得しているから、出ないように目立たないように、印象に残らないように居場所を失くさないように気をつけて生きているつもりなのだけど、残念ながらTはこのような私の思惑を知らないから、ポツンどこ吹く風で傍若無人そのものだw
このような子どもの至らなさを、おおっぴらに子どものせいにする訳にはいかないから、建前上自分の至らなさに置き換えてしのいでいるのだけど、私のこのような煮え切らなさを、見つける人はきっちり見つけてくれる。
そして、決して見過ごしてはくれない(痛々しい、とか言ってくれるし><)
どうしてTは、わざわざ集団から外れていってしまうんだろうね。
もったいないと思う訳よ。
何かメッセージがあるのであれば、そってやりたいとは思うのだけど。
グダグダ考えていると、5時半近くなって辺りは真っ暗に。
慌てて帰りを促すも、石をそこらへんに置いていこうとするのでさすがに見過ごせなかった。
元にあった場所に戻して来なさいと言うと、砂場に埋めようとするのでそれもまずいだろ?と言うとオイオイ泣き出した。
堰を切ったように泣き出すので、ただ事ではない!とI先生や所長が飛んで来る。
泣きたいのは私の方じゃ〜><。ナンデヤネン!
「悪いけど、そんなふうに急に泣かれても、お母さんはどうする事もできないよ」とTに告げて、教室に戻ってリュックを出して来る私。
「ママ・・そんな言い方は・・・・」嗜めるように声をかけるI先生。
「お母さんがずっと怒っているのが嫌やった」とT。
ほらね・・・という周囲の大人達の空気がたまらなく嫌だった。
私だって、お迎えに来て早々怒りたくはなかった。
だけど結果として、私は怒り、子どもを泣かせ、子どもは私の怒りが恐怖だったと表面化する。
予定調和、行き場の無い気持ちが占拠する。
「T、お母さんが怒るのが嫌だと言うのなら、どうしてお母さんが嫌がる事ばかりするの?一人だけお片付けもしないですべり台で遊んでいたり、こんな大きな石を持っていた事。どうして皆と一緒に教室に戻らなかったの?どうしてこの石どうしよう?と先生に聞かなかったの?お母さんは、Tが自分勝手で皆と同じ事をしない事が一番嫌なんだよ。リズムだってそうじゃないの?」
「まあまあ、お母さん、そういう話はこんな所でしなくても・・・Tちゃんも寒いでしょうし」所長がとりなす。
促されるように門を出て帰路についたが、私はどうにも釈然としなかった。
それは自分の至らなさや、Tに対してというよりも、所長や園に対して。
だけど自分達がいつもお世話になっている保育園だし、相手はプロだし、何よりも運動会でもしっかり結果を出して下さったし・・・・
私は相手の言動に疑問を抱いた場合でも、まず相手の長所、素敵な部分を考えようとする。
あの人はこんなにいい所があるのだから、だから今回の事は虫の居所が悪かっただけ、たまたまなのだろうと。
このような姿勢は、論点の軸がぶれてしまう事が多い。
特に目上の人や、子どもを預かって頂いている立場といった、私に弱みがある場合はこの傾向が顕著に出る。
自分が感情の赴くまま気安く揉め事を起こしてしまって、自分が不在になりうる園内で子どもが不利な立場に置かれてしまう事態はなんとしても避けなければならない。
だけど・・・・・・
その時コタツに入っていたTが「ボク、本当は今日、I先生と二人でひまわりのお部屋で遊べるはずだったのに・・・」と呟いた。
「遊べなかったの?」
「遊ぶよって、朝に先生が言ってたからボク、待ってたのに・・・・誘ってくれなかったから遊べなかった」
「そうだったの・・・・・・」
もしかしたら・・・・・それを根に持って・・・もとい、I先生に自分の気持ちを気付いて欲しいから・・・・・
わざと大きな石を持っていたり、お片づけの時間を過ぎても教室に戻らなかったり・・・・TはI先生と二人きりになりたかったんじゃないか?
それがI先生も忙しかったのか、何か都合があってTにかまえない間に、私が先にお迎えに来た事でTの計画が狂ってしまった。
石を持っている理由を私に厳しく追求されたものの、まさかI先生の気を惹く小道具だとは言い出せずに・・・真剣な私の前では、今更笑い話にも出来ず・・・行き場の無い気持ちは涙に変えるしかなかった・・・のか。
私は結果的にTを追い込んでしまった・・・・・のだろうか。
どうなんだろうか。
わからない・・・・よなあ。
夕方6時過ぎ、私は園に電話をかけた。
帰り間際の所長に出て頂いて、私は問うた。
「先ほどTが風邪を引くからと所長は言われましたが、そんなにTの事を案じて下さっているのであれば、保育中に一人にしないで頂きたいのですが」
とりあえず、「難しい話は明日にして下さい」との事だった。
所長に対しての違和感は、依然消えないままだ。
誰かと話す予定が、こんなに憂鬱に感じる事は久しぶりだなあ^^;
(そういう意味では結構私もシアワセなのかなw)
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